宮崎牛の特徴とは!?味や産地の豆知識

      2018/05/11

宮崎牛の特徴とは?

 

他のブランド和牛にない滑らかな芳醇なコクとジューシーで上品な霜降りと赤身のバランスが、

口の中にお肉をほうばった時、ほどけるように溶けていく脂が最高に広がっていきます。

 

一般的な牛肉特有のクセや臭みは一切なく、サシがとてもきめ細かく牛肉の至宝と呼ばれています。

 

また、美味しいだけでなく宮崎牛は生活習慣病の予防にも効果的と言われていて、

宮崎牛の成分であるオレイン酸は、オリーブオイルの主成分としても認知されており、

飽和脂肪酸の中でも参加しにくく、人間の体の中で活性酸素と合わさり、過酸化脂肪ができにくいとされています。

 

日本の和牛のおいしさが海外でも知られており、

高級食として、アメリカや香港、シンガポールなどにも輸出されています。



 

宮崎牛の定義

品種は黒毛和牛であることが大前提にあり、

宮崎県内で肥育された和牛である必要があります。

 

そして、尚且つ。日本食肉格付け協会にて定められた基準の肉質が4等級以上ある場合、

宮崎牛として認められることができます。

 

ちなみに、4等級以下の牛肉は、宮崎和牛として出荷されるので、

宮崎牛と混同しないように注意してください。

 

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宮崎牛の飼育量

全国でも3位の飼育量の宮崎牛です。

約243,600頭の肉牛を育てており、

1位に北海道、2位に鹿児島県に続くのが宮崎県なのです。

 



宮崎牛の歴史

 

宮崎牛は昔から素牛として日本各地のブランド和牛の産地へ出荷されています。

 

佐賀県の佐賀牛、伊万里牛
三重県 の松坂牛、鹿児島県の鹿児島黒牛、
長野県の信州和牛、長崎牛の 五島牛、壱岐牛
京都府の 丹波牛、滋賀県の 近江牛
茨城県の常陸牛、徳島県の阿波牛と、

日本全国の素牛としても利用されているブランド牛なんです。

 

昭和46年頃には、地元の宮崎牛をブランド化させる取り組みが始まり、宮崎県で素牛から肥育まで一貫して育てられ、昭和61年には、美味しい宮崎のブランド和牛が誕生しました。

 

2007年には、5年に1度行われる「和牛のオリンピック(全国和牛能力共進会)」に出場し、

内閣総理大臣賞を2部門同時に受賞し、圧倒的な宮崎牛の実力を見せつけました。

 

2009年に、宮崎市で宮崎牛を70キロ使った世界最大のハンバーガーが作られギネスを更新したのですが、翌年の2010年には、口蹄疫という家畜に発症するウイルスが宮崎県内に広がり、

宮崎牛を筆頭に農家を遅い大被害をこうむることになります。

 

崩壊的な被害を受けてしまいましたが、

県内一致団結し、宮崎牛の復活に向けて、力を入れ和牛の復興へと向かっていきます。

 

その結果もあって、2014年に行われた第10回目の全国和牛能力共進会の種牛部門で

2度目の内閣総理大臣賞を受賞することができました。

 

2016年には、みんなが大好きなハローキティと宮崎牛のキャラクターをコラボさせ、更なる

 

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宮崎牛のマーケティング

地元のブランド和牛として、消費を拡大してきた宮崎牛なのですが、

更なる和牛の知名度を広めるためにとってきた策として、1986年に「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が発足され、

大相撲での優勝した力士への副賞として、宮崎牛1頭分を贈呈し続けることにより、

全国へ宮崎牛の名を広める広報活動として実施してきました。

 

約30年間、大相撲へ送り続けてきた結果、

宮崎のブランド和牛として確立することができたといわれています。

 



宮崎牛が食べるエサとは?

牧草を多く食べ去ることによって、牛の胃が丈夫になってきます。

 

肥育するとに牛の胃を丈夫で大きくすることはとても大切で、

濃厚な飼料を元気よく食べてもらうことができます。

 

栄養かの高い飼料を食べてくれる程、最高の和牛と成長してくれます。

 

約22ヵ月間の肥育期間を経て、価値の高い宮崎牛として出荷されることができるのです。

 

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宮崎牛はどのように育てられる?

牛はとてもストレスを感じやすい動物なんですが、

自然豊かな宮崎の気候でのびのびと、農家で愛情たっぷりと育っていきます。

 

宮崎県霧島連山の麓では、澄んだ空気と山々の木々に囲まれた大地があり、

大自然いっぱいの中で牛たちが育つのです。



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